国際化、情報化だけではなく、個人化というトレンドを深く捉える必要があります
ICT革命の急速な進展、インターネットの爆発的な普及によって、ビジネスの世界はいま、e-Business革命のただなかにあります。この変革は産業界全体に広がり、いかにスピーディに、いかに効果的にe-Businessに移行できるかが企業の競争力を決定づける状況となりました。
いうまでもなくe-Businessとは、ネットワーク化された技術を活用し、モノ、サービス、技術、情報、および知識の伝達と交換を効率的に行うことです。それは、単なる最新テクノロジの結集ではなく、これまでのビジネスそのものをゼロベースから見直し、新しいビジネスチャンスを創造する新しい「ビジネス・モデル」を再構成することです。e-Commerceを超えたより大きな視点で、ビジネスのダイナミクス全体を包括的に捉え直す新しいパースペクティブとコンセプトが必要です。
e-Businessは、コミュニケーション戦略の構築というアーキテクチャの上に成立します。すなわち、テクノロジとマ−ケティング戦略を統合したコミュニケーション・ソリューションこそ現代のビジネスの基盤業務なのです。企業から発するのではなく、生活者の幸福や快適さから発し、市場の変化に柔軟に対応していくために、マーケティング・コミュニケーション戦略を戦略情報システムの中心に据えなければならないのです。

マーケティング戦略とテクノロジの融合が、最重要の経営課題です
情報通信技術の急激な発展は、ビジネス環境を大きく変化させ、ビジネス自体に根本的な変革を迫っています。
One-to-Oneの関係が重要さを増し、カスタマイズされたパーソナルな情報が決め手となります。それは、企業とユーザとの関係性自体のカスタマイズ化という、マーケティングにおける一大パラダイム・シフトをもたらします。私たちは、ターゲットを個人レベルにまで落とし込んだ個別マーケティングの展開、市場特性に適合したマーケティングの展開を可能にするテクノロジを手に入れたのです。
e-Businessは、新しいビジネス・モデルとして構築される必要があります。コミュニケーション戦略もまた、新しいパラダイムのe-Communication Strategyを不可欠としているのです。その基本原理は、視点を顧客サイドに置く顧客主義とOne-to-Oneのインタラクティブ性です。
これまでの「顧客志向」は、あくまで企業側から見た視点に立脚していました。しかしいま、情報民主主義とグローバルな共生の思想は、テクノロジーの発達の上に、ともに創造していく新しい生産・流通・消費の仕組みづくり、生活者も参加した企業づくりを準備しつつあると見るべきです。私たちの基本的な視座は、「リレーションシップ・マーケティング」から「コラボレーション・マーケティング」へという視座なのです。
Collaboration Marketing in Value Networks



CRSの5つのエレメント