一貫した統合コミュニケーション戦略の策定が不可欠です
私たちは、コミュニケーション戦略を、リレーションシップ・ストラテジ、インタラクション・デザイン、そしてエンゲイジメント・マネージメントの一貫した活動としてスパイラルに捉えます。エンゲイジメント(Engagement)とは、会員化したり、契約関係を結んだりという取り決めや約束を意味します。コミュニケーションをより強固に支える大きな要因のひとつです。
マーケティングの意思決定をタイムリーに有効に進めるためには、企業の体系的なマーケティング・インフォメーション・システム(MIS)の開発が前提となります。MISとは、情報に対するニーズを評価し、必要とする情報を収集・分析する方法を明確にし、その結果を的確にマーケティングの意思決定者に伝え、リアルタイムに活用できるようにするシステムのことです。
私たちは、独創的なマーケティングと先進の情報技術そして先鋭の知識工学を活用して、コミュニケーション・プロセスをインテグレーションします。重要なのは、顧客の問題解決や支援の方法をゼロベースで開発する姿勢。すなわち、顧客と自社の再定義を行い、顧客の期待値に合ったビジネス展開を企業全体で展開する「思想」です。
時代は、リレーションシップの再構築を要請しています。そのカギとなるのがCRSです。CRSは、インターネット・ビジネスの展開において、基盤となるきわめて重要な概念です。

インターネットを中心に、マーケティング・ミックスのすべてをカバーします
これまでの双方向メディアは、郵便と電話でした。これらと比較すれば、インターネット関連の商品やサービスがどれほど時代を画する革新的なものであるかが理解できるでしょう。
今日、多くの企業がインターネットを単なる企業情報の提供メディアではなく、マーケティング・コミュニケーションを総合的に展開するもっとも重要なメディアであると位置づけています。インターネットは、相互コミュニケーションの広場として、そしてもうひとつはe-Commerceのためのメディアとして浸透しつつあります。
1990年代以降のマーケティングは、それまでの生産、製品、価格、チャネル、販売促進といった、モノ、サービスを提供する側で定義づけたコンセプトから、ユーザとの関係をどう育てるか、すなわち、モノ、サービスを消費する側である市場・ユーザをベースに捉えたマーケティング・コンセプトへと変わってきました。ユーザが、すべてに対してともに発言する時代に入っているといえます。
マーケティング・ツールとしてのインターネットには、(1)顧客との取引関係を追跡でき、顧客の購買パターンを正確に分析できる。(2)提供するサービスを一人ひとりに個別化できるメディアである。(3)双方向のコミュニケーションが可能なメディアである。(4)メディア形態のデジタル統合が可能で、多様な表現ができる。(5)グローバルでリアルタイムなメディアである。など優れた特長があります。
Communication Engineering from Relationship to Engagement